2015年12月17日木曜日

俵星玄蕃を歌う会in美音

このところ毎年、12月14日は三波春夫の名曲「俵星玄蕃を歌う会」

に参加しています。

会場は、東本町ライブスタジオ「美音」です。

 
 
 

11月中旬にこの葉書での案内状が届いていました。

今年は9年目だそうです。

私は7年前から客としてもっぱら聞き役と最後に講評を述べる役です。

しかし、今年の冬亡くなったこの店の会長が3年前に、病気で目が

見えなくなってから8分32秒の「俵星玄蕃」の歌を

すべて覚えて歌われたことに感動して

つい私も「来年は、私も歌います!!」と言ってしまいました。

と言う訳で私も2年前から歌っています。

 

 

階段を上がって行くとドアの前に「命惜しむな名をこそ惜しめ」の文字と

大石内蔵助のイラストが雰囲気を出しています。


 

最初、オーナーの美音さんが「元禄14年の松の廊下」での事件の

ことをナレーションで紹介。そして「刃傷松の廊下」の歌を熱唱!!


 

そして最初の時からのお客様、Mさんが正調「俵星」を歌唱されました。

こだわりの方であり、今も「週に一回カラオケ教室に通っている」と

言うだけあってとっても上手でした。

 
 
 

そして2番手は、私です。歌はまずまずですが、浪曲の部分と早口言葉

のようなセリフの部分がとっても難しいです。

でも3年目でもあり、自分なりにはそこそこな感じで終えました。

 

 

そしてこの日、広島から4人の同じ会社の方が来ていて

「ろくでなしなら歌うけど~これはだめだわ~~」3番バッターを

務められました。編曲「俵星~~」の感じで無理もないです。

この曲は、初めて歌って「そこそこ」にはなりません。


 
 

そして、浪曲の経験があるということでしたがなかなか難しそうでした。

でも「仁王立~~」の所はとても良かったです。

そして私の知人Sさんの連れの女性は、小唄で

「松の廊下」から討ち入りまでの情景を歌われましたが

これが堂々としてセリフも素晴らしく聞かせる歌でした。

「玄丹おかよ」はこんな人ではなかったかなと感じる女性でした。

この8年間で初めて「俵星玄蕃」以外の選曲でした。


 

そして今回のチャンピオンは、6番目の子の広島の男性でした。

こうして白ハチマキで良く通る高い声での熱唱でした。

この方も全くの初めての方どちらかと言うとムード演歌のジャンル

かなと感じる方でありましたが勇気ある挑戦で

敬意を表したくなる歌でした。


 

そして7番目は、オーナー美音ちゃんです。

「刃傷松の廊下」やその前のセリフの部分から

「ひとりでやり遂げるぞ!!」という意欲を感じていましたが

この8分32秒は、まさに「心のこもった」歌でした。

最後、プロの美音ちゃんが声がかすれる感じでもあり、いかに

この日にかけてきたのか推察が出来るものでした。

 

 
 

最後私が講評を述べる共に美音ちゃんから

「俵星 共に唄えば かけはしに」と575の句を添えた

箸が出演者に配られました。

この日歌わなかった人が4人おいでになりましたがそれぞれ

来年の10周年には「歌いましょう!!」とのことでしたので来年は楽しみです。

 

田中名人の歌が聞けなかったのは残念でした。

 

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